正しい英文を書くために

仕事で英語使うようになり間もなく1年近くになります。

会話もまだまだなのですが、プレゼンでもない限り、その場限りですむ事と、
相手も社内の人であれば理解しようとしてくれるので、業務上非常に困るという事は
ありません。ただ、なかなかすらすらと言いたい事が言えないジレンマを感じます。

他方、英文を書く事はemailであっても資料であってもそのまま形が残るため、正しい英語を書かないと
書いてある内容以前に知的レベルを疑われる事となります。
スペルチェッカーがあるので、単語のスペルミスは直す事が出来ますが、特に英文法や語法についてNon-nativeであってもミスのない英語を書く必要があります。

欧州系の非英語圏の人のメールを読むと、きっちりとした英語で書かれており非常に読みやすいです。
Nativeではないので変に凝った言い回しやイディオムは使われておらず、単語的にも英検準1級程度なのですが、その内容はビジネス文書として平易で理解しやすい英語で書かれている一方で、ある程度の知的レベルを感じさせる文体となっています。

他方で自分はどうかというと、語法もさることながら、文法、特に時制や法、冠詞あたりがまだまだだと思っています。そこで改めてOutputの主に書く事を目的として英文法を勉強し直しています。

これまで大学受験, TOEIC, TOEFL, 英検対策用の英文法はさんざんやってきているので試験に置ける語句選択や高校英文法については相当習熟していると思います。(もちろん、細かいところや使用頻度が低いものは忘れていると思いますが。)

他方、自分が「書く」段になると内容以前に自分のニュアンスを正確に伝えるにはどのような表現にすればいいのか、はたと戸惑ってしまいます。

そこで、改めて以下の「和文英訳教本(文法矯正編)」を読み直しているのですが、この本は「自分で書く」という観点から見ると非常によく出来ています。
 大学受験用とのことですが、この書いてある事の真髄を正確に理解して表現なども注意する事ができれば、受験レベルは楽勝なのではないかと思います。もちろん、大学受験の和文英訳には、まず和文和訳で英語にしやすい和文に再構成して、表現を吟味しながら書くことや、要約、ショートエッセーなどむしろ国語力、論理的思考力が問われる要素もあり英文法だけが問われる訳ではありません。この本は、表現の選択も含めて痒い所に手が届く内容になっています。

例解 和文英訳教本 (文法矯正編) --英文表現力を豊かにする和文英訳教本(文法矯正編)

例えば、時制のところで現在形とは「半永久的なこと」を表すのが原則であるとあり、これに対して進行形は動きがあるために、「不安定、一時的」というニュアンスが出てくるという説明があります。

p.18より
 I go to school every day. 「私は毎日通学する」
 I am going to a driving school now. 「私は今、自動車学校に通っている」
で、長い間正規の学校に通っている、一時的に自動車学校に通っている、のニュアンスの書き分けが出来ます。

また、類例として「彼女は普段は舞台で赤い服を着るが、今日は白い服を着ている」(p21)では、
普段の方は現在形、今日は、進行形とするのがよく、
 She usually wears red on the stage, but she is wearing white today.
と状態動詞のwearにおいても一時的なニュアンスを出すために「今日はいつもと違うので、wearing」となると、非常に明快な説明をしてくれています。

当たり前ですが、時制一つをとっても現在形、過去形、完了形、進行形、未来形とあり、表現する側は必要があって書き分けています。自分がその細かなニュアンスの違いまでこれまで分かって書いていたかと言えば、非常に表面的な文法のお約束のみで書いていたと思います。

逆にこうしたニュアンスの違いがあって書いてあるという事に関して深い理解が得られると、自分で書く時のみならず、小説や新聞記事を読む際にもその時制でどのようなニュアンスを持たせようとするのが分かり、更に深い読解、鑑賞が出来るのではないかと思います。

なかなか奥深い本で、これで読むのは2周目ですがこの本のコアの部分を体得して英語を書く際にかき分ける事が出来るようになるにはまだまだ時間がかかりそうです。

更新をTwitterで流しています。@StudyEiken1kyu

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