冠詞の本

今、仕事で英語を書く頻度が増えています。
その際に、専門用語な経済、時事系の単語を翻訳する事が多いのですが、単数及び複数、定冠詞を
いつもつけるのかどうか悩ましく感じており、時制や態と並んで冠詞の部分を注意して考えるように
なりました。


例えば、抽象名詞などは一般的には無冠詞ですが、具体的な対象となるとそれを複数形にする場合が
あったりして、それがどんなときに起こるのか悩ましいと思っていました。

自信がないときには、Googleで入れて事例があるかを確認していますが、文法書を読んでも
網羅的でメリハリが利いておらず、実際に自分が使う際においてピンと来ない、ニュアンスや
感覚が分かりにくいと思って、苦手分野の一つでした。

ただ、英語を書く以上は、冠詞や定冠詞、複数形の扱いが適当だと、書いてある内容そのもの以前に
頭悪そうに見えるのではないかとも思い、その点が気になっていました。

そこで、先般紹介した
「例解 和文英訳教本 (文法矯正編) 」を読んでいますが、これは実際に英文を書く側の立場で
冠詞の選択の根拠が示されていて非常に納得がいきました。

例えば、
 Could you lend me some money?
において、moneyにsomeをつけるのは、肯定的な答えを期待してsomeをつけ、anyは使わないと
高校文法で習うのですが、この場合「money」と使うのはなにか裸で「お金というもの」みたいな
ニュアンスとなり、いわゆる具体的な貸し借りするイメージを持った本は、「some money」という
単語においてそれを表す。

1.He likes girls.
2.He likes a girl.
3.He likes the girl.

で、それぞれ
1. “girls”で「女好き」
2.「とある女の子」で、どんな子?と注意を引くことに
3. 「その子が好き」と特定
になるというニュアンスの違いがあるという具合。

言われてみると知識として知ってはいたのですが、自らがこのニュアンスを考えて冠詞を選択
していなかったので、納得できたのと曖昧としていたものがだいぶスッキリしました。

この辺りを他の本でもう少し掘り下げてみようと思って、本屋で何冊か冠詞に関する本を見てきて
自分として役に立ちそうだと思ったのは、以下の本です。

特徴は、以下。
1.冠詞の扱い方について例文と考え方を簡潔に示した上で一通りのパターンが網羅されている。
2.といっても文法書のように堅苦しくなく、例文を見ながら2、3時間もあれば通読できる。
3.ニュアンスについても出ていて冠詞の扱いに特化しているのでテーマを絞った勉強がしやすい。

これと「例解 和文英訳教本 (文法矯正編) 」を2、3回熟読して後は日々の仕事のWritingの中で
注意して書くのと、読む文章での使われ方の違い(特に抽象名詞の扱い)を気をつけていればセンスは
身に付くかと思います。

読むときには、仕事なので背景知識や文脈依存をフル活用できるために、細かい文法事項は本当に適当に
読み流してしまっても何とかなるのですが、書く段になると意識せざるを得ないので、冠詞もそうですが、
時制や接続詞、自動詞、他動詞の違いも気になるようになります。

バランスを考え、インプットと同時にアウトプットが望ましいのは確かですが、これまではインプット
重視で来たので、今は、アウトプット能力にフォーカスしています。

しゃべるのは即時応答という他の要素もありまだまだですが。書くのは読んだものに似た例文が
転がっているのでそれを吸収していかに使いこなせるかという事だと思います。

ただ漫然とやっていても上達レベルが遅いので、自分の苦手なところを都度意識しながら取り組むのが
良いと思っています。今は、まずWritingで時制/態と冠詞の部分。

自然なコロケーション、言い回し関係代名詞、節の使いこなしは、まず正確に言いたい事が表現できる
ようになってから、磨きをかけていきたいと思います。少なくとも文法的に正しくない表現はしないように
気をつけたいと思っています。

日々これ鍛錬ですね。

更新をTwitterで流しています。@StudyEiken1kyu

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)