英検1級語彙のための邪道な学習法

これまでこのブログをご覧の方は分かるかもしれませんが、私は時事英語の語彙については、ニュースやCNNなどを聞いて困らない程度にはあります。もちろん、こうした雑誌や新聞でも知らない単語はあるのですが、背景知識で想像がつくのと、理解の支障にならないのでこれまで流してきたところです。

他方、小説や柔らかい表現においては知らない単語があり、なくてもわかるといえば分るのですが、表現を味わうということができないために、語彙力強化を始めたものです。

このように語彙力強化は短期的な目標ではなく、英語を勉強していくうえでは5万語程度の学習用英英辞典の見出し語はマスターしてしまいたいと考えていますが、これは長丁場の目標になります。

他方、英検1級の語彙については、試験があり、明確にある程度のクリアすべき目標があります。順当に単語を覚えていけばいいのですが、それができない、覚えた先から忘れてしまうので、やや邪道ではありますが、割り切った考え方を示したいと思います。


語彙問題の形式
英検1級の語彙問題は、25問で単語21題、熟語4題となっています。問題は4択で日本語は出てこずに、空欄の文意に合う英単語、熟語を選択する方式です。

4沢の単語は、英検1級を学習する受験者にとってはまぎわらしい単語が並んでいます。これは、同レベルの難易度の単語、という意味ですが、意味やニュアンスが微妙で判断しかねるというものではなく、単語としては全然違った状況で使う単語や、あるカテゴリーでよく使われる単語、というような並びになっています。

求められること
1問30秒程度で問題を見て、4つの中から適切な選択肢を選ぶ。

単語について求められること
英語から日本語が分かる事は必要だが、 日本語から英語が分かる必要はない。
ニュアンスが微妙なものを選ばせる問題は少ないため、意味を正確に理解していなくても、こうした状況で使われうる単語か、否か、で判断してよい。たとえば、ポジティブなニュアンスの単語か、ネガティブなニュアンスの単語、ということだけでも判断材料になりうる。
コロケーションが決まっている単語は素直な出し方をしている。

邪道な考え方
英語から日本語しかやらない。
英語-日本語の一対一対応を完璧にしなくても、日本語を選ぶ訳ではないので、空欄に当てはまる単語を選ぶに足りるだけのニュアンスが分かればいい。
4沢の選択肢の作り方を見て、どの程度の感覚があれば、消去法で正しい選択肢を選びうるかを考える。
5問程度は、語彙的に本当に難しいのでみんなできないと割り切り、18-20点取れれば良しとする。

以上な考え方をした場合、パス単を完璧に覚えきらなくてもニュアンスが大体わかるところでやめても歩留まりはあまり変わらないことになります。

むしろ、4沢がどういう単語のセットで出てきてそれを見分けるに足りるだけのイメージの定着ができているか、というところで判断すればいいと考えられます。

おすすめの対応
ある程度、パス単等で地道な学習をすることは前提ですが、時間も限られている中での対策としては、
1)過去問演習
2)英検1級語彙・イディオム問題500

で、4沢を選ぶ際にどの程度の理解度で行けるかを見極めることが可能です。

留意事項
これはあくまで短期的に試験を乗り切るための次善の策で、本当なら語彙の問題は、パス単、SVL4のレベル11、レベル12はマスターしておいた方が、小説や時事英語の雑誌を読むときに有益なのは言うまでもありません。

単語は、普通は文脈の中で出てくるため、見たことがあれば再認識され、どうしても気になる単語を辞書等で引くことで記憶が定着していきます。

他方、英検1級の場合は、正解以外の英単語は脈絡ない形で難易度のレベルが近い、綴りまぎわらしい、意味のカテゴリーが近いなどの作り方をしているので、これをどうクリアすると効率的か、ということは一度検討してもよいかもしれません。

覚えてなくても見たことのある単語が多ければ誤答率は下がりますので、1万語を超えて2万語レベルの語彙はちゃんと覚えていなくても見て雰囲気が分かっていることは意味があると思います。

更新をTwitterで流しています。@StudyEiken1kyu

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