私の英単語の勉強の仕方を方向付けた本

高校時代に受験英語として英単語をたくさん覚えることになりますが、英単語の勉強の仕方を方向付けた本があります。

それ以降の方法論は原則この本の方法論を応用したものになっています。

それは、「奇跡の英単語」という今はもう絶版の長崎玄弥氏著の本です。難関大学を受験する受験生向きの英単語の本という位置づけの本です。当時は、「試験出る英単語」が全盛だった時代だと思います。

私は、中学から高校に入る春休みにこの本に出会いました。書いてある内容と選択されている英単語は、受験英語向けですが、単語を暗記するために必要なメソッドが全部出てきており、私のその後の単語暗記を劇的に楽にしてくれた本です。

具体的には、1語1秒で反応するためのスピード、コロケーション、連想、類義語、連想文章記憶、語幹、の活用などが使われています。私はこの本に沿って動詞の類義語把握、語幹活用のところまでやりました。

下のアマゾンレビューの方のコメントがよく総括されているので引用しておきます。

アマゾンのレビュー

(引用はじめ)
5つ星のうち 5.0 アンチ羅列系の急先鋒にして記憶術系単語集の元祖, 2013/4/24
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(VINEメンバー) (トップ1000レビュアー)
レビュー対象商品: 赤版・奇跡の英単語―必須5,000語が1カ月の連鎖記憶法でOK (ノン・ブック) (新書)
この本が出版されたのは1975年らしいので、赤尾の豆単や試験に出る英単語が全盛期の頃であろうか。ABC順出る順と違いこそあるが、いずれも単語がひたすら並べられていてあとは気合と根性で覚えろ系の編集だ。それじゃ覚えられないだろということで25万語英単語を覚えたと豪語するボキャビルの達人の長崎先生が書き下ろしたのが本書ということになる。但し、かつて長崎先生に憧れ購入こそしたもののレイアウトは見づらいうえ、何よりも試験にでない単語が多すぎる(のっけから木幹枝根花茎…と試験にでなそうな名詞が続くので即使用を辞めました)ので買った即日で退場で本棚の奥に押し込んだままであった。しかしながら、最近の評判の単語集群の編集方針を見てそういえばこの本にその手の記憶術が全部乗っていたなと思いだし本棚の奥から10数年ぶりに引っ張りだしてみた。全4章なのだが、とりわけ第1章秒単位速習法、第3章動作動詞をまとめて覚えるグループ学習法、第4章難解語大楽勝あたりを見てみると予想は確信に変わった。第1章はスピードと反復を命とするわけで、それは百式英単語やピーナッツに受け継がれている。第3章4章はグルーピングや語源といったネットワークによる記憶術なのでまるおぼえ英単語や鉄壁に受け継がれている。総じて、記憶術についてのコンセプトは素晴らしいのだが、使用に耐えるだけの商品の洗練がされていなかったので時代の波に押し流されたといえるだろうか。とはいえ、記憶術の本質を30年以上前に提示しているのは驚きだし、この本の記憶術の遺伝子は確実に現在の洗練された単語集に受け継がれているので、この本の歴史的意義というのはやはり評価されてしかるべきだと思う。
(引用終わり)

特に私の印象に残っているのは、1語1秒の単語の暗記です。

やり方
はじめに50語の単語リストがあり、これを覚えるとします。ノートの左側に英単語、右側に日本語を書き出しておきます。
 1)50語を1分以内で読めるようにする。
 2)次に50語を見ながら日本語の意味を声に出して1分以内に言えるようにする。
 3)いえるようになったら、今度は日本語を見ながら1分以内に英語を言えるようにする。
というものです。1)については、2,3回、2)についても2,3)回もやればできるようになりますが、3)ははじめはとても大変。途中で思い出せずに引っかかってしまったり、どうしても思い出せないところがあるので、そこだけ何回か口慣らしをしてからトライすることをしていました。これで1分をクリアできたらOK。10-20回位やれば覚えられます。書くのは、スペルが難しそうなのを覚えてから2,3回書いて確認する程度で大丈夫でした。

 これで300語,400単語を覚えていくのは初めはとても大変ですが、次第に慣れてくるのと時間を短くしていくタイムトライアルが快感になります。合わせて脳の方もこうしたことに慣れてくるのか、単語を覚えるのが次第に楽になってきます。

私の場合、高校で単語テストが毎週あったのですがこの本で方法が確立していたため、当時は毎回80語位の単語リストを30分くらいで覚えることができました。

ただ、ひたすら呪文のようにぶつぶつと声を出して時計を片手に図ってトライアルしていたので、傍目には不気味だっと思います。また声を出す関係で、喉が渇くので、常に机に水を置いてやっていました。

今は、これを応用し、電車の中で声を出さすに200語位の単語リストをひたすら眺めて覚えることにしています。学生の時よりは定着が悪く、きれいさっぱり忘れてしまって、自分の記憶力の低下に嘆くこともありますが、自分としてはなじんだ方法なので、こうした手法に若いときに出会うことができて非常に良かったと思います。

なお、この本は、内容を簡単にした青版というものあります。

方法論としては同じですが単語の選択が簡単になっています。

内容としては硬派な本なのですが、是非、復刊してもらいたいと思っています。

英単語暗記関係の過去の記事です。
中上級者がぶつかる壁を破る英語学習最強プログラム
これまでの語彙学習
これまでの語彙学習その2
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